しおりネット
一覧に戻る
新宿から高速バス1本、乗り換えなしで草津温泉まで直行できるって意外と知られていないんです。
今回は日本三名泉の一つ、草津温泉の中心である湯畑と西の河原公園を軸に、湯もみショー・共同浴場での湯めぐりを楽しむ1泊2日にしてみました。
夜は湯畑のライトアップ散策を外せない予定として組み込んで、温泉街の昼と夜、両方の表情を味わえるようにしています。
1日目の詰まり具合には理由があります。
熱乃湯の「湯もみと踊り」は1日6回公演ですが、午後の回は15:30・16:00・16:30の3つだけ。
12:08着のバスで到着してこのショーを入れるなら15:30の回が軸になり、その前後に湯畑の散策と御座之湯、そのあとに西の河原という順番が自動的に決まってきます。
熱乃湯に80分も取っているのは、鑑賞そのものではなく並ぶ時間です。
運営者が9月の土曜に訪れたときは、15:30の回の1時間前にあたる14:30の時点ですでに大行列で、そのときは断念しました(詳しくは「現地で気づいたこと」に書いています)。
その反省を踏まえて、開演1時間前から並ぶ前提の時間配分にしています。
ショー自体は20分ほどなので、平日や閑散期に当たりそうなら、ここを短くして御座之湯をゆっくりにするなど調整してください。
共同浴場を御座之湯と西の河原露天風呂の2つに絞ったのも意図的です。
草津は源泉が複数あって湯めぐり自体が名物ですが、数をこなすと着替えの時間ばかり増えていくんですよね。
湯畑源泉の御座之湯と、万代鉱源泉を引く開放的な西の河原露天風呂という「性格の違う2つ」に留めて、一つずつゆっくり浸かるほうを選びました。
行きは高速バス、帰りは特急という組み合わせにしているのも狙いがあります。
行きは片道4,000円のバスで安く入り、帰りは特急で早く戻る形にすると、2日目の午前をまるまる温泉街で使えます。
ただし2日目が10:00から11:20と短いのは、この帰路の都合です。
長野原草津口を出る特急は土休日でも1日3往復ほどしかないため、13:07の列車に間に合わせると逆算でこの時間になってしまいます。
2日目にもう少し滞在したい場合は、帰りも高速バスにして夕方まで草津にいる組み方のほうが向いています(^^
湯畑周辺エリアで選定予定(候補を見る)
光泉寺
白旗の湯
道の駅 草津運動茶屋公園
ぬ志勇旅館
望雲
大東舘
亀の井ホテル 草津リゾート
予算重視の場合はぬ志勇旅館、記念日らしい贅沢を優先する場合は大東舘がおすすめです。
湯畑からの近さより食事の品数や温泉のインパクトを重視するなら、運営者が実際に宿泊した亀の井ホテル 草津リゾートも選択肢になります(滞在の様子は「現地で気づいたこと」に書いています)。
いいやま亭
そばきち 湯畑店
蕎麦茶寮 七草
1人あたり約¥34,570。
「1人35,000円程度」に収まる見込みです。
宿泊先を大東舘クラスにする場合は上振れするため、予算をより抑えたい場合はぬ志勇旅館がおすすめです。
西の河原公園の散策や露天風呂が雨天の場合は、御座之湯や湯畑目の前の白旗の湯など屋内の共同浴場でゆっくり過ごすプランに振り替えてください。
熱乃湯の湯もみと踊りショーは屋内のため雨天でも問題なく楽しめます!
荒天でJRバス関東の運行が乱れる場合は、長野原草津口駅までタクシー(約20分)の利用も検討してくださいね(^^
湯畑のライトアップは昼間とまったく違う雰囲気なので、夕食後の散策をぜひ楽しんでください。
共同浴場の湯めぐりも、御座之湯と西の河原露天風呂でそれぞれ違う源泉を体験できるので、温泉好きにはたまらないはずです。
費用は2名で69,140円、内訳は宿泊35,200円と往復の交通費が20,000円強。
つまり温泉街での実費(入浴料・ショー・食事・お土産)は合計しても13,000円ほどで、共同浴場が1回800〜900円という安さがそのまま効いています。
予算を調整したいときは、観光の中身ではなく宿のグレードで動かすのが一番素直です(^^
湯畑は写真で見て知ってるつもりだったんですけど、実物はやっぱり迫力が違いました。
エメラルドグリーンのお湯が一面に広がっていて、奥へ回ると滝みたいに流れ落ちているんですよね。
毎分4,000リットルという湧出量を目の前で見ると、数字で聞くより先に「すごい量だ」と体で分かります。
湯畑まわりの足湯は無料で入れます。
お湯はかなり熱めで、長湯すると足が真っ赤になるんですけど、上がったあとの足がつるつるすべすべになるのでつい長く浸かってしまいました。
説明板を読んでみたら、ここには天保年間から「松の湯」という共同浴場があって、昭和29年に取り壊されたあと、平成6年に今の湯けむり亭が建てられたという経緯が書いてありました。
街のあちこちにある「手洗乃湯」も面白かったです。
蛇口をひねると温泉が出てくる手洗い場で、場所によって温度が違ったりします。
見かけるたびに手を洗ってしまうんですけど、看板に「Don't drink the water」と書いてあるとおり飲用はできないので注意してください。
昼食のそばきちは、頼んだのがまいたけ天もりそば(1,650円)。
そばが円を巻くように盛り付けられていて、出てきた瞬間の見た目にまず驚きます。
天ぷらはまいたけ3つ・なす・ピーマン・かぼちゃという構成で、特にかぼちゃが肉厚で甘みが濃くて、今まで食べた中でもトップクラスでした。
卓上にヒマラヤ岩塩のブラックソルトとピンクソルトが置いてあって、天ぷらの種類で塩を変えられるのも楽しいです。
店は湯畑を下りてすぐ右の建物の2階なので、窓際からは湯畑一帯を見下ろせます。
草津ガラス蔵は1号館から3号館まであって、扱うものがそれぞれ違いました。
1号館がガラスの器と温泉たまご、2号館がとんぼ玉と創作体験、3号館がアクセサリー類です。
湯畑と同じエメラルドグリーンの「草津温泉ガラス」が売られていて、草津らしいお土産を探すならここが良さそうでした。
西の河原公園は、入った瞬間に湯気が立ちこめていて驚きます。
温泉が川みたいに流れていて、ところどころに湧きスポットがありました。
公園内の足湯は入口近くと奥の2か所で確認できましたが、奥のほうはかなりぬるめで、熱いお湯が好きな自分には少し物足りなかったです。
湧きスポットを触ると熱かったりもするので、タイミングの問題かもしれません。
温泉が溢れて濡れている場所が多く滑りやすいので、歩きやすい靴で行ってください。
正直に書いておくと、このしおりで組んでいる熱乃湯の湯もみショーは見られませんでした。
9月の土曜、15:30の回を狙って14:30頃に行ったらすでに大行列で、これは並んでも入れなさそうだと判断して諦めたんです。
開演1時間前でその状態なので、確実に見たいなら1時間以上前から並ぶ前提で動いたほうがいいと思います。
西の河原露天風呂も時間が足りずに入れなかったので、このあたりは次回のリベンジ対象です。
宿はこのしおりの候補には入れていない「亀の井ホテル 草津リゾート」に泊まりました。
公式サイトから予約できる往復バス付きプランを使って大宮から直行したんですが、新幹線や乗り継ぎの手配がいらないのは想像以上に楽でした。
ホテルは草津の坂の上にあって、湯畑まで歩くと15分ほどかかります。
大浴場はpH1.6の強酸性で、入っていると体がピリピリする感じがあって、上がるとお肌がつるつるになりました。
夕食のビュッフェは品数がとにかく多くて、鮎の塩焼きや釜からよそうすき焼き、天ぷら、鱧の焼き物まで並びます。
面白かったのが宿泊者限定の「地獄めぐり担々麺」で、白地獄・黒地獄・赤地獄の3種を月替わりで無料提供しているそうです。
提供は21:00〜22:30で、この日は白ごま担々麺。
お腹いっぱいのはずが、風呂上がりだと案外食べられてしまいました(^^
ひとつ気になった点として、泊まった5階は上の階が食堂だったせいか、朝に足音が響きました。
音が気になる方は階を相談してみるといいかもしれません。
それぞれの詳しい記録は、運営者のブログにも書いています(湯畑 / そばきち / 草津ガラス蔵・西の河原公園 / 亀の井ホテル 草津リゾート)。