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「東京都内で日帰り登山」と聞くと高尾山がまっさきに浮かびますが、もう一段だけ山らしいところへ行きたいときの答えが御岳山だと思っています。
標高は929m。
うちケーブルカーが831mまで運んでくれるので、実際に自分の足で登るのは100mちょっとです。
それなのに、参道を抜けて神社の石段を上がり、沢へ下りて滝を見て、鎖場までついてくる。
アクセスの楽さと中身の濃さの落差がこの山のおもしろさです。
このプランは、武蔵御嶽神社の参拝を午前に、七代の滝と天狗岩を午後に置いた組み立てにしました。
七代の滝は沢まで一気に下りるルートなので、体力のあるうちに神社の石段を済ませておいたほうが後半が楽になります。
気をつけてほしいのは、行きより帰りがきついということです。
七代の滝は「下って」たどり着く場所なので、戻るときは延々と登りになります。
地図上の距離は短いのに、標準コースタイムよりかかる人が多いのはこのためです。
ケーブルカーの終発から逆算して、遅くとも15時には滝と天狗岩を切り上げる想定にしてあります。
食べ物の予定を2つ、意図的に後半へ寄せています。
山菜そばの昼食と、下山後の揚げメロンパン・焼き団子です。
歩き終わったあとに食べるからおいしい、というのは登山の数少ない役得なので、これは順番を動かさないほうがいいです(^^
ロックガーデン(御岳山岩石園)
長尾平
御岳ビジターセンター
御岳渓谷遊歩道
紅葉屋
山の上レモネード
御岳山駅の売店
手打蕎麦 ごろう
1人あたり約¥8,880で、1万円を切ります。
そのうち交通費が¥4,280なので、実質的に半分は「新宿から山の上まで運んでもらう代金」です。
宝物殿の拝観やお土産を外せば¥6,000台まで落ちますし、逆にリフト(往復¥190)を足してもほとんど変わりません。
弁当を持参して山上での昼食を省くと、さらに¥1,200浮きます。
七代の滝と天狗岩は沢沿いの山道と鎖場なので、雨の日は行かないという判断が基本です。
参道と武蔵御嶽神社だけなら舗装された道と石段が中心なので、小雨程度であれば参拝と宝物殿の見学で半日は成立します。
山を下りてJR御嶽駅周辺の蕎麦店と御岳渓谷遊歩道に切り替えると、雨でも無理なく1日になります。
強風・雷の予報が出ているときはケーブルカーやリフトが止まることがあるため、出発前に運行情報を確認してください。
ケーブルカーで831mまで上がり、そこから神社・滝・鎖場を歩いてつないだ日帰りプランでした。
新宿から片道2時間弱、費用は1万円以下。
それでいて、下りて登り返す七代の滝と、両手を使う天狗岩がしっかり効いてくるので、帰りの電車では確実に眠くなります。
無理に全部まわらなくてもいいのがこのコースのいいところです。
長尾平まで行って引き返すだけでも、参道と神社と展望は押さえられます。
体力に自信がついたら、次は天狗岩からロックガーデンを抜けて綾広の滝まで足を延ばしてみてください(^^
5月の新緑の時期に行ってきました。
山頂駅を出た瞬間の眺めがいきなり良くて、ここまでケーブルカーで来ただけなのにもう満足しかけたくらいです。
ケーブルカーは思っていたより傾斜がきつくて、線路を見下ろすと一瞬ひやっとします。
乗車時間は6分ほどなんですけど、この6分で自分の足なら1時間以上かかる高さを稼いでくれていると思うと、¥600は安いなと思いました。
昼は参道の食事処で山菜そばにしました。
ぜんまい・わらび・きのこがたっぷり乗っていて、想像よりずっと食べ応えのある一杯でした。
ちなみに参道の店は扱うメニューが入れ替わることがあって、長く蕎麦で知られていた紅葉屋は2024年からうどん店になっています。
「あの店のあれを食べる」と決めて行くなら、事前に今の看板メニューを確認しておいたほうがいいです。
武蔵御嶽神社は、山頂駅から歩いて25〜30分くらいでした。
最後の石段がなかなか急で、ここでいったん息が上がります。
宝物殿の前には武者の騎馬像が立っていて、思っていたより立派でした。
自分が行ったときは開館しているタイミングだったので中も見られましたが、開いていない日もあるようなので事前に調べておくといいと思います。
ここからが本番でした。
七代の滝へ向かう道が、急こう配の階段や坂が延々と続くんですよね。
しかも「下り」なので体力をゴリゴリ持っていかれます。
下りのほうが楽だと思っていると完全に裏切られるので、ここは覚悟して行ってください。
たどり着いた七代の滝は、落差自体は大きくないんですけど、苔むした岩壁に囲まれて滝壺が静かに広がっていて、別世界に来た感のあるロケーションでした。
ここまで下りてきた甲斐はありました。
そのあとの天狗岩は鎖場になっていて、ここが一番「山登りしてる」という実感がありました。
鎖を使って登るので、手が空いている状態にしてから取り付くのがおすすめです。
下山後の楽しみが揚げメロンパンです。
外はサクサク、中はふんわりで、油で揚げてあるぶんのコクと甘さが疲れた身体にしみました。
締めはケーブルカー駅の売店で買ったくるみ味噌の焼き団子でした。
甘すぎず、しょっぱすぎず、団子はもっちもち。
山登りで疲れた後に食べるとしみるしみる、という感じです(^^
全体として、東京から日帰りで行ける範囲なのにしっかり「山に来た感」が味わえて、グルメまでちゃんと楽しめる本当に良いスポットでした。
詳しい記録は運営者のブログにも書いています(御岳山 日帰りハイキング)。