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北海道旅行って移動が大変そうに思えますが、宿を1か所にすれば楽に回れるんですよね。
このプランでは3泊とも旭川市街に泊まり、そこを拠点に旭山動物園と富良野のラベンダー畑へ日帰りで往復する形にしています。
順番は「1日目は市街のグルメ、2日目に動物園、3日目に富良野」としました。
到着日は飛行機の時間が読みづらいので観光を入れず夕食だけにして、体力と時間が一番ある2日目に、半日かかる旭山動物園を置きました。
3日目の富良野は、列車の時刻に合わせて動く日です。
旭川と中富良野を結ぶ富良野線は1〜2時間に1本程度しかなく、乗り遅れると次の列車まで待つことになります。
この日だけは行きと帰りの列車の時刻から逆算して組んでいます。
グルメの順番にも理由があります。
ジンギスカンもラーメンも夕方から行列ができる店なので、両方を同じ日に入れると待ち時間だけで夜が終わってしまいます。
1日目と2日目に分けて、それぞれの日の締めに置く形にしました。
ラベンダーが目当ての場合、見頃は7月中旬から下旬がピークです。
この時期を外すと富良野の畑は緑一色になるので、日程を動かせるならここに合わせるのがおすすめです(^^
美瑛の丘(青い池・パッチワークの路)
北邦野草園(嵐山公園)
旭川市博物館
OMO7旭川 by 星野リゾート
JRイン旭川
アートホテル旭川
3泊とも同じ宿に連泊する前提で選んでいます。旭川駅を起点に動物園・富良野へ日帰りする組み方なので、駅からの距離を優先しました。
成吉思汗 大黒屋 五丁目店
らーめんや天金 四条店
蜂屋 五条創業店
ウェスタン川端
1人あたり約¥88,910です。
金額の半分以上を航空券と宿泊費が占めているので、調整するならこの2つから手を付けるのが効きます。
航空券は早期購入割引を前提にした金額なので、直前予約だと往復で2万円以上上振れすることがあります。
宿泊費もラベンダーシーズンは強気の料金になるため、日程が決まったらまず飛行機と宿を押さえてください。
旭山動物園は雨でも開園していますが、動物が屋内に入ってしまうと見られる展示が減ります。
天気予報を見て、2日目と3日目を入れ替えるのが一番簡単な対処です(富良野線は予約不要の普通列車なので、入れ替えても切符の取り直しは発生しません。ただし入れ替えた日の列車の時刻は必ず確認してください)。
どうしても屋内で過ごしたい場合は、旭川市博物館や旭川駅直結の商業施設で過ごす日に切り替えてください。
ファーム富田も雨天で営業していますが、畑がぬかるむため長靴に近い靴があると安心です。
宿を旭川市街に固定して、動物園と富良野へ日帰りで往復する3泊4日でした。
北海道というと都市間の移動が大変な印象がありますが、この組み方なら荷物を動かすのは初日と最終日だけです。
毎晩同じ部屋に帰ってこられるぶん、夜のグルメや大浴場に時間を回せます。
費用は2名で約17万7千円、そのうち航空券と宿泊費が13万2千円。
現地で使うお金は1人2万円ちょっとなので、食事や買い出しを多少奮発しても総額はほとんど変わりません。
ジンギスカンもラーメンもウニも、迷ったら食べる方向で組んでしまって大丈夫です。
今回入れられなかった美瑛の青い池や、冬の旭山動物園のペンギンの散歩は、次に訪れるときの候補にしてみてください(^^
旭山動物園は「行動展示」という言葉を聞いて想像していたより、ずっと動物との距離が近かったです。
あざらし館のマリンウェイでは、円柱の水槽をあざらしが何度も何度も上下に往復してくれて、見上げるたびに目が合うような感覚になります。
ほっきょくぐま館では、ちょうど立ち上がってくれた個体がいて、ガラス越しに見上げる形になるんですけど、これがとにかく大きい。
写真で見るのと実際に真下から見上げるのとでは、迫力がまったく違いました。
個人的に一番面白かったのがユキヒョウです。
頭上に張られた金網の上を歩いてくれるので、真下から肉球やお腹まで丸見えになるんですよね。
こんな角度で猫科の動物を見る機会はなかなかないと思います(^^
もうじゅう館のライオンはガラスのすぐ内側で寝ていて、寝息が聞こえてきそうな距離でした。
一方でマヌルネコは雨宿り中で物陰から動かず、こればかりは運だなと思います。
1つ1つの展示に見どころがあるので、じっくり見ていると半日はあっという間に過ぎました。
ここから先は、2026年9月23日で運転を終えた「富良野・美瑛ノロッコ号」に乗ったときの記録です。
1998年から28年続いた臨時列車で、訪問時はこれで旭川駅からラベンダー畑駅(ノロッコ号の運転日だけ開設される臨時駅)まで行けました。
今から同じ行程を辿る場合は、上の日程表のとおり富良野線の普通列車と中富良野駅を使ってください(後継の観光列車「青い星」が2027年6月から旭川〜美瑛・富良野を走る予定です)。
3日目のノロッコ号は、レトロな茶色い客車を緑のディーゼル機関車が引く編成でした。
天井にラベンダーが飾られていて、乗り込んだ瞬間から気分が上がります。
窓の外には黄金色の麦畑や美瑛の丘、赤いアーチ橋、廃校になった校舎などが次々に流れていきます。
名前のとおりゆっくり走るので、写真を撮る時間も十分にありました。
ただ正直に書いておくと、自分が乗った区間と席からは、ラベンダー畑を間近に見ることはできませんでした。
車窓の奥にうっすら見えるくらいが精一杯だったので、ラベンダーはファーム富田でしっかり見るもの、列車は丘の風景を楽しむもの、と分けて考えたほうが満足度は高いと思います。
もうひとつ、えきねっとで指定席を取るときに引っかかったのが座席表示です。
予約画面のUIが実際の座席配置に対応しきれていないようで、思っていた向きと違う席になりました。
窓側や進行方向にこだわりがある場合は、画面の表示を過信しないほうがよさそうです(これから走る「青い星」も全車指定席の予定なので、同じ注意が要ると思います)。
回顧はここまでで、ここから先は今でも変わらない話です。
富良野線で忘れてはいけないのが現金の話です。
Suicaなどの交通系ICカードが使えないので、乗車時に車内の発券機で整理券を取って、降りるときに現金で精算します。
北海道の旅行中ずっとキャッシュレスで済ませていると、ここで急に現金が必要になって焦ります(^^;
ファーム富田は、駅からの道が想像より歩きました。
公式の案内は徒歩7分ですが、実際は10分くらいかかった感覚です。
しかも川を渡る橋の道が狭いわりにバスや車がよく通るので、歩くときは気をつけてください。
畑に着いてしまえば、紫の絨毯みたいな景色が広がっていて歩いてきた甲斐がありました。
畑の中に細い道が通っているので、ラベンダーに囲まれた状態で写真が撮れます。
山側のエリアは傾斜があってけっこう体力を使うのと、足元に大きな芋虫がいたりするので、虫が苦手な方は心の準備をしておいてください。
売店のメロン&ラベンダーのミックスソフトは400円。
ラベンダーの香りがしっかりしていて、ここでしか食べられない味でした。
カットメロンは1,000円と観光地価格ですが、肉厚で食べ応えがあります。
食事の話もしておきます。
ジンギスカンの大黒屋は夕方から行って30分ほど並びました。
店内が広いので回転は速いほうだと思います。
大黒セットは肩ロース・サーロイン・もも・ヒレの4種で、羊の形をしたプレートに部位の位置が描いてあるのが分かりやすかったです。
一番よかったのは肩ロースで、脂と赤身のバランスが絶妙でした。
羊のソーセージも脂がのっているのにくどくないのですが、ハサミで切るときに中の脂が勢いよく飛ぶことがあるので、服装には注意してください。
ラムたん、タレ締めジンギスカンまで頼んで会計は7,150円でした。
天金のラーメンは平日の月曜18時ごろで30分待ちでした。
並ぶ場所に屋根があるのが地味にありがたいです。
正油のスープはガラの味が濃厚で、飲むほどに旨みが押し寄せてくる感じでした。
チャーシューは硬めなので、スープに浸してから食べるとちょうどよかったです。
このプランで一番「やってよかった」と思ったのが、スーパーでのウニです。
ウェスタン川端の鮮魚売り場で、枝幸産の生食用エゾバフンウニが税込6,242円で売られていました。
ミョウバンではなく塩水に漬けてあるだけなので、ウニ本来の甘みと磯の香りがそのまま残っています。
白身魚の刺身540円とご飯を足して、合計7,569円。
市場でウニ丼を頼むと1万円前後することを考えると、3,000〜4,000円ほど得している計算になります。
パックに水切りざるが付いていたので、ホテルの部屋でもそのまま食べられました。
宿のOMO7旭川は、2名・朝食付きの3泊4日で合計72,360円でした(公式サイト経由)。
夕方のウェルカムラウンジではスパークリングワインが18時まで飲み放題で、とうきび茶も出してもらえます。
大浴場には歩く風呂や寝湯、サウナがあって、動物園で歩き回った日の疲れがよく取れました。
旭川空港を起点・終点に、今回のしおりで訪れる主要な立ち寄り先をすべて経由するルートです。
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