直島1泊2日 地中美術館とベネッセハウスで巡る瀬戸内アートひとり旅

土・日 1名(一人旅) 出発地: 東京駅

このプランについて

瀬戸内の離島でアート鑑賞、と聞くと遠そうに感じるかもしれませんが、東京駅から新幹線とフェリーを乗り継いで片道5時間ほどで着いてしまうんです。
地中美術館(事前予約制)を中心に、ベネッセハウスミュージアム・家プロジェクト・アート銭湯までを1泊2日で巡る構成にしました。
島内は坂道が多いですが、町営バスと無料シャトルバスをうまく使えば体力を温存しながらアート鑑賞に集中できます。

このプランを組むうえで最初に決まったのは、2日目10:00の地中美術館です。
完全日時指定の予約制で、販売開始は来館2ヶ月前の第2金曜10:00
つまり「予約が取れた日時」が旅程の骨格になるので、新幹線も宿もその後に合わせる順番になります。
1日目が14:20着で午後しか使えないぶん、島の目玉を2日目の午前に置いたほうが体力的にも素直でした。

島で一番効いてくる制約は、実は美術館ではなく町営バスの本数です。
1日目の家プロジェクトを100分と長めに取っているのも、2日目につつじ荘発15:03のバスを使っているのも、次の便まで待つくらいなら滞在を延ばすほうが有意義だからなんですよね。
時間が余ったから延ばしたのではなく、バスの時刻に合わせて滞在を伸縮させていると思ってもらえればと思います。

もうひとつ、直島でプランを組むときの落とし穴が月曜定休です。
家プロジェクト・直島銭湯・地中美術館はいずれも月曜が休みなので、土日を絡めた日程ならいいのですが、連休で月曜に島へ渡る組み方をすると主要施設がごっそり閉まります。
日程をずらす余地があるなら、月曜は移動日に充てるのが安全です(^^

日程表

1日目(土)

09:33
東京駅
新幹線のぞみで岡山へ出発(所要約3時間9分)
12:42
岡山駅
JR宇野線に乗り換え、宇野港へ
13:45
宇野港
フェリーで直島・宮浦港へ(所要20分、時刻は目安。乗船前に最新の時刻表を確認)
14:20
到着、草間彌生の赤かぼちゃを鑑賞
15:20
空き家をアート化した町並みを散策(所要100分目安。町営バスの本数が少ない時間帯のため、次のバスに合わせてやや長めに設定)
17:20
アート銭湯で日帰り入浴(所要55分目安)
18:40
港近くの居酒屋で夕食(所要100分目安)

2日目(日)

08:50
朝食を済ませチェックアウト
09:30
つつじ荘バス停
バスで移動、シャトルバスに乗り継ぎ
10:00
完全予約制の美術館を鑑賞(所要2時間)
12:30
鑑賞+ランチ(所要80分目安)
14:20
つつじ荘そばの桟橋アートを鑑賞
15:20
宮浦港
町営バスで戻り、フェリー待ちの間にお土産を購入(町営バスの本数が少なく、つつじ荘発15:03の便で到着)
16:02
宮浦港
フェリーで宇野港へ出発(14:55発の直後便は逃すため、次発の16:02発に乗車)
16:22
宇野港
フェリー到着(所要20分)
17:30
岡山駅
徒歩で宇野駅へ、JR宇野みなと線・瀬戸大橋線(茶屋町乗り換え)で岡山へ(徒歩約5分+電車約1時間5分)
18:00
岡山駅
のぞみで東京へ出発
21:10
東京駅
到着・解散

行き先の詳細

1日目(土)

14:20

宮浦港・赤かぼちゃ

内容
草間彌生の代表作「赤かぼちゃ」が出迎える、直島の海の玄関口。写真だと小ぶりに見えがちですが実物は人の背丈より大きく、中に入って記念撮影もできます。フェリーを降りてすぐという立地の良さもあり、多くの旅行者がまず最初に立ち寄るスポットです(^^
住所
香川県香川郡直島町宮ノ浦(宮浦港旅客ターミナル前)
滞在時間
約20分目安
現地の注意事項
フェリー到着直後の時間帯は記念撮影の順番待ちが発生しやすい。
移動方法 宮浦港・赤かぼちゃ → 本村ラウンジ&アーカイブ(家プロジェクト)
  • 町営バス 約15分(宮浦港→農協前)
  • 徒歩 約3分(農協前から本村ラウンジ&アーカイブまで)
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15:20

本村ラウンジ&アーカイブ(家プロジェクト)

内容
本村地区に点在する空き家・神社を7組のアーティストが空間ごと作品化した、町ごと美術館のようなエリア(全軒回ると半日仕事)。「古い町並みをそのまま活かした展示」と紹介されがちですが、実際は建物の中に一歩入るとまったく別の世界が広がる仕掛けが多く、特に杉本博司が手がけた護王神社は参拝と鑑賞が同時にできる珍しい体験です。本村ラウンジ&アーカイブで共通鑑賞券を購入してから回るとスムーズ(^^b
住所
香川県香川郡直島町850-2
滞在時間
約100分目安(本村ラウンジ内は9:30〜16:30閉館のため滞在は正味65分ほどで切り上げ、残り時間は周辺の家プロジェクト施設や護王神社を散策。町営バス「農協前」発は16:20台の次が17:05発までなく本数が少ないため、この待ち時間も散策に充てる)
営業時間
本村ラウンジ&アーカイブは9:30〜16:30、月曜定休(祝日の場合は翌日休館)。
現地の注意事項
「きんざ」は完全予約制で当日枠が埋まっていることが多い。
移動方法 本村ラウンジ&アーカイブ(家プロジェクト) → 直島銭湯「I♥湯」
  • 町営バス 約15分(農協前17:05発→宮ノ浦17:14着。この時間帯は16:19頃発の次が17:05発までなく、本数が少ないため要注意)
  • 徒歩 約3分(バス停から直島銭湯まで)
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17:20

直島銭湯「I♥湯」

内容
現代美術家・大竹伸朗が手がけた、実際に入浴できる"入れる美術館"。銭湯だと思って気軽に入ると、外壁からタイル一枚一枚まで作品として作り込まれた情報量の多い空間に驚かされます。長旅の疲れを癒しつつアートも堪能できる一石二鳥のスポットです(^^
住所
香川県香川郡直島町2252-2
滞在時間
約55分目安
営業時間
13:00〜21:00(最終受付20:30)。土日祝の13:00〜15:50は浴室見学会を実施。定休日は月曜(祝日の場合は翌日休館)。
現地の注意事項
館内は撮影不可。
移動方法 直島銭湯「I♥湯」 → 直島横丁
  • 徒歩 約5分
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18:40

直島横丁

内容
宮浦港から徒歩2分、地元の人も観光客も入り混じる居酒屋。日中は讃岐うどんや海鮮丼、夜は瀬戸内の魚介を使った肴が中心で、旅の1日目を締めくくる夕食にちょうどいい賑やかさです。カウンター席があり1人でも気兼ねなく飲食できます(^^
住所
香川県香川郡直島町宮ノ浦2299-1
滞在時間
約100分目安
営業時間
21時頃までの営業。
現地の注意事項
混雑時は相席になる場合あり。
移動方法 直島横丁 → 宿泊先(本村・宮ノ浦エリア)
  • 徒歩 約5〜10分(宿泊先により異なる)
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20:50

宿泊先(本村・宮ノ浦エリア)

内容
チェックイン後は1泊分の荷物を置いて身軽に。宿は「ホテル候補」の中から予約状況に応じて選定します(本ページ作成時点では未確定)。
住所

本村・宮ノ浦エリア内で選定予定(候補を見る)

2日目(日)

移動方法 宿泊先(本村・宮ノ浦エリア) → 地中美術館
  • 町営バス 約15分(宿泊先付近→つつじ荘バス停)
  • 無料シャトルバス 約10分(つつじ荘バス停から地中美術館へ)
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10:00

地中美術館

内容
建物の大部分が地下に埋設された、安藤忠雄設計の美術館。モネの「睡蓮」、ジェームズ・タレル、ウォルター・デ・マリアの常設展示のみのいわゆる"作品数の少ない美術館"ですが、実際は建築そのものが作品の一部として設計されていて、自然光の入り方や部屋を移動する体験まで含めて鑑賞するものだと分かります。特にタレルの部屋は「本当に絵なのか空間なのか」感覚が揺さぶられると評判(^^ 完全予約制でチケットの争奪戦になりやすいので早めの手配が必須です。
住所
香川県香川郡直島町3449-1
滞在時間
約2時間目安
営業時間
10月の最終入館は16:00、定休日は月曜。
現地の注意事項
完全日時指定予約制(来館2ヶ月前の第2金曜10:00販売開始)。館内は原則撮影不可。
移動方法 地中美術館 → ベネッセハウスミュージアム
  • 徒歩 約9分(坂道あり。無料シャトルバスの利用も可)
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12:30

ベネッセハウスミュージアム

内容
「美術館とホテルが一体化した」というコンセプトそのままに、宿泊客でなくても館内を巡りながら現代アートと瀬戸内海の景色を同時に楽しめる施設(ランチ込み)。屋内だけでなくテラスや周辺の屋外にも作品が点在していて、ベンチに座って海を眺めているだけで時間が過ぎてしまうという声も多く聞かれます。地中美術館からは徒歩9分ですが坂と距離があるため、疲れている場合は無料シャトルバスの利用がおすすめです(^^b
住所
香川県香川郡直島町琴弾地
滞在時間
約80分目安
営業時間
年中無休、8:00〜21:00(最終入館20:00)。
移動方法 ベネッセハウスミュージアム → 黄かぼちゃ(南瓜)
  • 無料シャトルバス 約12分(つつじ荘バス停まで)
  • 徒歩 約3分(つつじ荘バス停から桟橋まで)
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14:20

黄かぼちゃ(南瓜)

内容
赤かぼちゃより先に生まれた草間彌生の作品で、海に突き出た桟橋の先にぽつんと佇む姿が印象的です。赤かぼちゃに比べて知名度はやや低いものの、瀬戸内海と水平線を背景にした写真が撮れる分、実は玄人好みのフォトスポットとして根強い人気があります。天候や時間帯で表情が変わるので、夕方近くに立ち寄れると良い雰囲気になります(^^
住所
香川県香川郡直島町字京ノ山3419
滞在時間
約20分目安
現地の注意事項
桟橋の先端は柵が低い箇所があるため強風時は注意。
移動方法 黄かぼちゃ(南瓜) → 宮浦港
  • 徒歩 約3分(つつじ荘バス停まで)
  • 町営バス 約15分(つつじ荘15:03発→宮浦港15:19着。この時間帯は14:38頃発の次が15:03発までなく、本数が少ないため要注意)
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岡山駅

内容
帰路の乗り換え駅。新幹線への接続時間に余裕を持たせた到着予定としています。
住所
岡山県岡山市北区駅元町1-1
移動方法 宮浦港 → 岡山駅
  • フェリー 20分(宮浦港16:02発→宇野港16:22着、四国汽船。町営バスの到着が15:19のため14:55発には間に合わず、次発の16:02発に乗車)
  • 徒歩 約5分(宇野港→宇野駅)
  • JR宇野みなと線・瀬戸大橋線 約1時間5分(宇野駅→茶屋町駅で乗り換え→岡山駅。岡山駅着17:29頃)
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時間が余った場合の周辺観光地候補

ANDO MUSEUM

説明
安藤忠雄設計、築100年の民家を改装した展示施設(本村)

護王神社(家プロジェクト)

説明
家プロジェクトの1つ、杉本博司による神社建築
住所
香川県直島町宮ノ浦820

李禹煥美術館

説明
ベネッセアートサイト内、地中美術館そば

ホテル候補

民宿 石井商店(本家)

価格帯
¥4,900〜(朝食付)
特徴
築100年超の伝統家屋を改装、本村エリア中心部。チェックインが16:00〜のため、本プランの20:30到着では通常間に合わない。選ぶ場合は事前連絡必須

民宿 竹の家

価格帯
要問合せ
特徴
全室個室で鍵付き、バス・トイレ付。宮浦港・直島銭湯への送迎あり

さくら荘

価格帯
要問合せ
特徴
宮ノ浦中心部から徒歩5分の小規模ゲストハウス、共用キッチンあり

食事の候補地

直島横丁

種別
夕食(1日目)
価格帯
¥2,000〜
特徴
宮浦港から徒歩2分の居酒屋、瀬戸内の海の幸と地酒

ベネッセハウスミュージアム内カフェ

種別
昼食(2日目)
価格帯
¥1,500〜
特徴
瀬戸内海を一望するテラス席

カフェサロン中奥

種別
カフェ・軽食
価格帯
¥800〜
特徴
本村の古民家カフェ、オムライス・カレー

あいすなお

種別
カフェ・軽食
価格帯
¥800〜
特徴
オーガニック玄米酵素食、卵・白砂糖不使用スイーツ

みやんだ

種別
海鮮
価格帯
¥1,000〜2,000
住所
香川県香川郡直島町宮ノ浦2268-2
特徴
直島銭湯「I♥湯」近くの定食屋、看板メニューは海鮮丼

予定金額

新幹線 東京〜岡山 往復(のぞみ普通車指定席、通常期運賃。21日前までのEX早特21を使うと往復¥28,500〜¥30,000程度まで下がる場合あり) ¥35,540
JR宇野線 岡山〜宇野 往復 ¥1,180
フェリー 宇野〜宮浦 往復(四国汽船) ¥740
町営バス(島内、¥100×4回程度) ¥400
家プロジェクト共通鑑賞券(オンライン、南寺・きんざ除く5軒) ¥1,200
地中美術館 入館料(オンライン事前予約、訪問日が日曜のため土日祝料金) ¥2,700
ベネッセハウスミュージアム 入館料(オンライン) ¥1,300
直島銭湯「I♥湯」入浴料 ¥660
宿泊(素泊まり・民宿) ¥4,900
食事(初日夕食+2日目朝食・昼食、軽食含む) ¥6,000
合計 ¥54,620

1人あたり合計は約¥54,620で、ご依頼の「40,000円程度」より高めです。東京から直島へは車・バス・飛行機が使えず新幹線+在来線+フェリーでのアクセスとなるため、往復の新幹線運賃だけで¥35,540(通常期)かかるのが主な要因です。EX早特21等の早期購入割引きっぷ(21日前までの予約で片道¥14,250〜)を使えば新幹線代を¥28,500〜¥30,000程度まで抑えられ、合計は¥47,500前後まで下がります。さらに予算を切り詰めたい場合は、家プロジェクトを共通券ではなく気になる1〜2軒のワンサイトチケット(¥520〜)に絞る、食事を軽食中心にするといった調整で近づけられますが、それでも¥40,000ちょうどに収めるのは難しい見込みです。

雨天・荒天時の代替プラン

1日目・2日目とも屋外の家プロジェクトの町歩きや赤かぼちゃ・黄かぼちゃの鑑賞は雨天だと足元が悪くなるため、地中美術館・ベネッセハウスミュージアム・直島銭湯「I♥湯」など屋内中心の施設に比重を移してください。家プロジェクトは角屋・きんざ・護王神社など屋内空間のある建物を優先し、屋外での長時間の待ち時間は避けるのがおすすめです。

持ち物リスト

事前予約が必要な項目のチェックリスト

まとめ

今回まわりきれなかった李禹煥美術館やANDO MUSEUMは、次回訪れる際の候補にしてみてください。

費用の構造もはっきりしていて、54,620円のうち新幹線の往復が35,540円と全体の65%を占めます
島で使う入館料は合計しても6,000円弱なので、予算を下げたいなら鑑賞先を削るより、EX早特21のような事前割引で新幹線代を下げるほうが桁違いに効きます
逆に言えば、せっかく片道5時間かけて行くのですから、現地の鑑賞先を絞りすぎるのはもったいないとも言えます。

直島は季節や時間帯で光の入り方が変わる建築・作品が多いので、何度訪れても新しい発見がある島です(^^

参考サイト

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